中高生・保護者の皆さまへ
【性犯罪】
令和2年中における性犯罪被害は 228件 (前年比−93件)で、全国的にみるとワースト8位と深刻な状況です。 性犯罪の発生パターンを知り、被害に遭うリスクを減らしまょ!!
① 被害者層 性犯罪被害者の多くは10代から20の女性。
② 発生時間帯 周囲の目が少なくる夕方から深夜、明け方にかての被害が多い。
③ 発生場所 道路上、公園 、駐車(輪)場での被害が約3割、住宅内での被害が 約4割 。
【防犯のポイント】
①”ながら歩き”をしない。スマートフォンを見ながら、イヤホンで音楽を聴きながらなどの”ながら歩き”は周囲への警戒が弱くなり大変危険です。後ろから近づいてくる人に気づかなかったり、気づくのが遅れてしまいます。
②人通りの多い道や明るい道を選び、時には振り返るなど警戒をアピールする。
③エントランスや玄関等では、鍵を探す際や郵便受けに気を取られて犯人に狙われやすいので注意。
④エレベーター内で、知らない人で怪しいと感じたときは、すぐに降りるか他の階で降りる。
⑤防犯ブザーを持ち歩く。
⑥帰宅時は、玄関のカギを開ける前に周囲を確認し、家の中に入った後はすぐに玄関の鍵を閉める。
⑦宅配などの来訪者に対しては、ドアにドアチェーンをかけたまま対応する。
⑧福岡県警察防犯アプリ「みまもっち」を活用する。
※地域の犯罪情報のほか、防犯対策学習機能、仮想警察官育成機能など様々な機能がついています。
※防犯アプリは「App store」「GooglePlay」でインストールすることができます。
被害に遭わないために、正しい防犯知識を身につけましょう!
【ネット犯罪】
スマートフォンの普及に伴い、ネット利用による児童の犯罪被害は年々増加傾向にあります。 今や日常に欠かせない”SNS”も、使い方を間違うと”児童ポルノ”や”児童買春”などといった性犯罪の被害に巻き込まれてしまうケースがあります。
【ネット犯罪から子供たちを守りましょう!】
①フィルタリングを利用する。※被害者の90%はフィルタリングを未使用!
②写真や動画で個人を特定されないか確認する
写真や動画をアップした時に、制服や背景、マンホールなどから撮影場所が特定されることがあります。
③下着姿や裸の写真は送信しない。
年齢や性別を偽ったり、優しい言葉で巧みに子供たちを油断させ、下着姿や裸を撮影させてメールで送らせ、その画像をネタに脅されて被害に遭うケースもあります。交際相手であっても、別れた後に逆恨みされ、ネット上に拡散される被害も発生しています。
一度流出した画像の回収は、ほぼ不可能です。危険性を十分認識しましょう!
【お問合せ先】柳川警察署生活安全課 TEL:0944-74-0110