生徒の将来に向けて、
実りある高校生活にするため、
個々に寄り添う指導や環境づくりに
取り組んでいます。
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保護者との協力体制
保護者と担任の懇談会などを実施
毎年、「父母教師会総会」「地域懇親会」を開催し、終了後に担任との懇談会の機会を設けています。前回は、株式会社マイナビより講師を招き、教育関係の講演をしていただきました。さらに、学期毎に「三者面談」や「保護者懇談会」を実施するなど、常に保護者と学校が連携し協力し合って、生徒たちを育てていくことに力を入れています。保護者からの学校生活や進路についてのご相談については、年間を通じていつでも対応できる体制を整えています。
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進路状況とサポート体制
きめ細かな支援で生徒をバックアップ
大学進学では、普通科特進コースを中心に著しい成果を上げています。普通科進学コースや商業科、国際科においても、学校推薦型選抜や総合型選抜(指定校推薦、大学・短大100校以上)などを利用し、約8割の生徒が大学・短大・専門学校へ進学しています。就職は、長年の歴史と伝統もあり、毎年内定率100%(学校紹介)を達成。サポート体制においては、きめ細かな支援で進学・就職をバックアップしています。「何から始めたらいいか分からない」という生徒に対しても、「キャリアガイダンス」ほか様々なプログラムを用意しています。
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特別授業の開催
マイケル・フレッチャー氏の講演
毎年、父母教師会の協力を得て、全校生徒を対象に「特別公開課外授業」を 実施しています。これまで元アップルジャパン代表取締役社長の山元賢治氏による「グローバル時代に勝ち残る若者の条件」の講演やゴルゴ松本氏による「命の授業」、また松岡修造氏や王貞治氏など、各界の著名人が登壇。昨年度は、NASAで30年近くエンジニアを務めたマイケル・フレッチャー氏に来校していただき、宇宙の魅力を存分に語って頂きました。 生徒たちにとって、将来を考える絶好の機会になっています。
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基本的生活習慣の確立
朝の挨拶運動など、基本的な生活習慣の確立を推進
基本的生活習慣の中で特に力を入れているのが、「挨拶指導」「立腰教育」「頭髪・服装指導」です。朝の校門指導で生徒会やクラブ生を中心に挨拶運動を推進しており、授業の始まりと終わり、校内各所で大きな声が響いています。立腰教育は、腰骨を曲げずに立てて椅子に座ることで集中力・持続力が身に付き、自己の主体性の確立をはじめとした人間形成を実現する効果があるとされています。また、昨年の校則改訂に合わせて生徒の自主性を重んじた頭髪・服装チェック、WPD(ウィル・パワー・デイ)を実施しています。
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柳川高校の感染症対策について
各教室に光触媒式の脱臭除菌装置を設置
生徒の健康を守るため、徹底した感染対策を実施しています。各部屋の前にアルコール消毒液を設置し、手指消毒を徹底している他、空気中のウイルスを5分以内に除菌することができる光触媒式の脱臭除菌装置を各教室に設置。さらに玄関や保健室前などに自動検温装置を置き、外部からの訪問者や生徒・職員の発熱チェックも行っています。またマスク着用については、新型コロナウイルスの5類感染症移行に伴い、一定の場合を除き個人の判断に委ねることにしています。
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社会人育成に向けてのステップ
進学先や就職先での立ち振る舞いを意識したマナー講習
生徒たちが本校を卒業し、大学などの進学先や、就職先できちんと立ち振る舞えるよう、「マナー講習」や「服育講習」を実施しています。本格的に学べるよう外部より講師を招き、実践的な講習を行っています。また、総合的な探究の時間の中では「福祉入門講座」を実施しています。さらに、卒業後にきちんと自己表現が できる社会人となれるよう、「自己表現力」育成のための様々なプログラムを用意し、生徒の成長を見守り、後押しする取り組みを行っています。
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いじめ対策
悩みを抱えた生徒が安心して通学できる環境
柳川高校では、学期ごとに「いじめアンケート」を実施し、問題の早期発見と素早い解決を心がけています。また、いじめを未然に防ぐ情操教育として「人権・同和教育講演会」を、SNSトラブルを防ぐ「情報モラル講演会」など、外部から講師を招いて開催しています。さらに、1年生を対象に福祉入門講座を通して、他者への優しさや心遣いを学ぶ場を設けています。また、スクールカウンセラーの定期的な来校や教育相談室を設置し、悩みを抱えた生徒が自由に相談できるようにと、常に安心して生徒たちが通学できる環境を整えています。
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全通併修システム
通信教育など生徒一人ひとりに向き合ったサポートを実施
柳川高校では、通信教育の分野で伝統のある「科学技術学園高校」と提携を結んでいます。様々な要因で登校が困難になった場合でも、在学のまま通信教育に切り替えることができるセーフティネットです。自宅で通信教材に取り組み、添削を受けながら学習を進めていきます。スクーリングは年2回、柳川高校で実施し、体調が整えば、再び全日制の柳川高校で学ぶことができます。誰もが安心して高校教育を受けることができるように、さらに制度を整備していく予定です。※3年間のうち2年間在籍した学校側での卒業認定となります。
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危機管理対策
補強が必要な校舎はすべて耐震補強工事を実施
生徒が安心して学校生活を送れるように、全校舎を点検し、補強が必要な箇所に耐震補強工事を実施しています。また、正門前に立地する柳川市消防本部とタイアップして、避難訓練をはじめ人工呼吸や心臓マッサージ、心停止傷病者への初期対処法や、AED(自動体外式除細動器)の操作法など、全生徒がしっかり学べるように、総合学習の一環として実践しています。さらに、登下校時の慌ただしい中で事故が発生しないように、校門指導や校外指導に教員が出向くなど、生徒たちの安全確保に努めています。